先日、丸の内の丸善に行ってきました。目的は、新しい洋書を買うことです。
うちのスクールは外堀通りにほぼ面しており、一直線に20分ほど歩いて到着しました。普段あまり身体を動かさない僕にとってはいい運動です。
洋書は大学生のころから年に数冊は読んでおり、それなりに経験値を積んできました。昔から洋書を買うなら「新宿紀伊國屋」というポリシーがあったため、丸の内の丸善には行ったことがなかったのです。
今回、初めて行ってみて、そのスケールの大きさに驚きました。新宿の紀伊国屋書店も凄まじい品ぞろえなのですが、個人的には丸善のほうに圧倒されます。
「洋書でも買うか」という軽い気持ちで訪れたため、まるでサンダルで高級レストランに来てしまったかのような申し訳なさを感じつつも、TOEICの英文ばかり読んでいたせいで退屈しかけた好奇心に火をつけるべく、新しい洋書を真剣に選びました。
洋書って1冊の値段がけっこうしますから、気軽にあれもこれもは買えません。
30分ほど店内をうろついて選んだのがこの本です。
心理学コーナーで見つけました。この1冊にたどり着くまでに数十冊の本を手に取り「ああでもない、こうでもない」と悩みましたが、最後の決め手となったのは直感です。
今ちょうど半分ほどを読んだところですが、英文がけっこう易しめで読みやすいので、スイスイ進んでいます。Amazonでレビューを見てみたら、星4.5という高評価でした。
変な先入観を持ちたくないので、Amazonなどのレビューは見ないで買うことにしているのですが、こうして高評価なのを見ると、やっぱり嬉しいですね。でもAmazonで買ったほうが900円くらい安いということにも気づいて若干ショックでした。
まあ、本の内容が面白いので、それで十分ですよね。人がどのように価値観を形成したり、変化させたり、あるいは影響を及ぼしあったりするのかを、多くの実験例を出しながら科学的に書いているので、そういうことに興味のある方にはオススメだと思います。
久しぶりの洋書を最後まで楽しんでいきます。