リスニング75正解・リーディング60正解で検証
ご覧いただき、ありがとうございます。
マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。
8月25日はTOEIC公開テストの日でした。
僕は午前のほうをベルサール汐留してきました。
ベルサール汐留は過去に1回だけ行ったことがあります。新橋から歩くのですが、道がけっこう入り組んでいて、慣れていないと迷ってしまいそうになります。汐留に近づくにつれて開いているレストランやコンビニが減っていくので、朝ごはんをどう済ませるかも考えなくてはいけません。同じベルサールでも、うちのスクールの近くにあるベルサール神田とは大きく違います。神田のほうがいいなあ。
ベルサール汐留は大会場なので、ものすごい数の受験者が1つの部屋に集まります。今回は音テストのときに聞こえにくかった人が多く、席移動に時間がかかり、テスト開始が5分遅れました。直前までバタバタしていたので落ち着く暇もなくテストが始まりました。もちろん終了時刻は5分ずれます。よって12:26にテストが終わり、そこから時差退室という流れでテストが終わりました。
さて、今回も実験的に公開テストを受験しました。テーマはこちらです。
「リスニングで75問正解、リーディングで60問正解したらスコアは何点になるのか」
各パートの正解数の内訳は以下です。
パート1:5問正解
パート2:19問正解
パート3:32問正解
パート4:19問正解(リスニング計75正解)
パート5:21問正解
パート6:10問正解
パート7:29問正解(リーディング計60問正解)
確実に600点を超えると思われる正解数に設定してみました。さすがに600~630点くらい出るのではないかと思うのですが、結果はどうなることやら。
さて、それでは各パートの難易度の振り返りをしていこうと思います。
テストの難易度
僕が受験したのは「女性が小包を持っている写真」のフォームでした。
人物の写真が5問、風景写真が1問の標準的な構成でした。人によっては「易しめ」と判断するかもしれないくらいの難易度でした。レベルは公式問題集11のテスト1に近いと思います。600点を狙うなら5問は正解しておきたいところです。よって正解数も5個にしました。
今回は単語だけ拾って解いても正解数が伸びやすいセットでした。素直な問題が多かったということです。もちろん内容理解が必要な問題もありますが、前回の7月に比べると少なかった印象です。600点を確実に取るなら19個は正解したいところです。よって正解数も19にしました。
先読みの文章量が少なかったのと、キーワードを拾って解ける問題が多かったことから、易しめだったと思いました。公式問題集7のテスト1のような難易度です。ここ最近のなかでは、先読みの文章量は最も少なかったです。ちゃんと先読みができていれば、正解数は伸ばしやすいはずです。もともとパート3は30個正解にする予定でしたが、予想外に簡単だったので、正解数を32個に増やしました。600点を狙うなら、このくらいは正解しておきたいところです。
パート3から一転してパート4は先読みの文章量が多かったです。設問や選択肢が2行にわたっている箇所も多々ありました。キーワードを拾って解ける問題は6割以上あったので、ある程度の正解数は確保できるはずです。しかし文章量が多かったので、先読みの時間がだんだん減っていくのは免れません。どこかでペースを取り戻せるような練習をしておけると、難易度の高いセットに当たっても安心です。もともとパート4は21個正解にする予定でしたが、難しめだったので正解数を19個にしました。
文法問題・語彙問題ともに平均かそれ以上のレベルが多く、簡単に解ける問題はちょっと少なめに感じました。所有代名詞、specializeの語法、関係代名詞の所有格など、基本的なことの中でも確かな理解が必要とされる問題が印象に残っています。単語を覚える際に意味だけでなく使い方まで意識できているかが問われている問題もありました。なんとなく理解できていないところは、きちんと勉強しておいたほうがいい。そんなことを痛感させてくれる難易度のセットでした。
今回も標準的なパート6でした。ここ最近、パート6が難しいことはほとんどありません。初心者にとっては文挿入問題がネックになることが多いですが、今回のは解きやすいのが多数でした。本来なら文挿入の正解数は1/4個くらいにしたいところなのですが、意外にも解きやすかったので2/4正解にしました。パート6は公式問題集をしっかりやり込んでおけば、本番で難しく感じることは減るでしょう。
シングルパッセージ(No.147-175)は文章量も設問も標準的でした。今回はシングルパッセージの正解数を20/29個にしました。600点を狙うなら、このくらいの正解数が欲しいです。中には難しい問題も含まれていますから、それを捨てて、取れるところを取っていくのが理想です。この取捨選択のスキルは問題を解かないことには身に付きません。日頃からパート7の演習は欠かさずに行うべきです。
マルチパッセージ(No.176-200)は難しめの問題がやや多かった印象です。今回はマルチパッセージの正解数を9/25個にしました。難しめとは言っても、簡単に解けるボーナス問題はちゃんとありますから、そこで正解数を稼ぐわけです。そして難しいところは捨てて、No.200まで目を通してテストを終えるのが理想ですね。そうすれば塗り絵を含めても8~10個の正解数は取れるはずです。
結果発表は9月11日(水)
8月25日のTOEICの結果は、9月11日(水)にオンラインで発表されます。
その1日後には公式認定証(アビメ)も見られるようになります。
デジタル化されたおかげで、詳細がすぐに見られるのは嬉しいことです。就活や進学などにも利用しやすくなりました。あとは受験票もデジタル化してくれるともっとラクになりそうです。
今回は、リスニング75正解・リーディング60正解、という結果で検証しています。僕の予想では600~630点の間になりそうで、600点は確実に超えると思います。
今回の検証が600点を目指す方の役に立てばと思います。今後も正解数を調整して、スコアの検証を行っていきますので、テストのたびに見ていただければと思います。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。