ベルサール神田で受験

ご覧いただき、ありがとうございます。
マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。

本日、7月24日はTOEIC公開テストの日でした。

受験された方、お疲れ様でした。僕は午前のほうで受験してきました。

会場はスクールから歩いて5分の「ベルサール神田」です。

今年になってから、この会場にあたることが多くなりました。アクセスが良さが最大の魅力です。

さて、テストのほうですが、今回も感想をまとめていこうと思います。

例によって個人の感想になりますので、参考程度にご覧いただければと思います。

全体的に難しめ

僕が受験したのは、パート1のNo.1の写真が「暖炉に薪をくべる男性」のフォームです。

今回はどうも注意力が不足しており、パート5の途中でマークがズレてしまったり、パート7ではCを塗ったつもりだったのにBを塗っていたりと、見直しをしていなければ気づいていなかったであろうミスが散見されました。ほんと、見直しって大事ですね。怖かったので、リーディングは100個のマークを再度見直して、ちゃんと自分の選んだものが塗られているかを確認しました。

パート1:やや難しい

最初の問題のNo.1からいきなり難しめでした。オーストラリア人の早口ナレーターが読んだせいもあったかもしれませんが、「薪」や「暖炉」は、発売されている公式問題集には出てこない単語なので、難所だったと思います。それ以降も、決して簡単ではない問題が続きました。たぶん確実に正解できるレベルだったのは2問ほどで、それ以外はちゃんと聞けているor単語が分かっている状態でないと、「これかな?」くらいの確信度で選ぶことになるでしょう。最近のパート1は冗談抜きで油断ならないですね。

パート2:普通

パート2はオーソドックスだったかなと思いました。直球タイプは普段どおり答えが見つけやすいし、変化球タイプの問題でも、それほどひねった回答はなく、言葉の裏を読むことができれば選べます。でも、イギリスとオーストラリアの早口な人たちが読むところは難しく感じますね。

パート3:やや難しい

前半~中盤にかけては標準的な問題が続きました。でも、たしかNo.50あたりだったと思うのですが、かなり難しいのがあって、そこでペースを乱された人もいるのではないでしょうか。不思議なもので、難しい問題の時って、放送文が終わった後のシーンとした瞬間に、「うわ~、分からなかった……」という心の声が、会場の雰囲気となって表れる気がします。今回もそうでした。でも、難しいと感じているのは皆同じなんですよね。そこで止まらずに、切り替えて(あるいは捨てて)、次に備えることが大事です。1題にこだわりすぎない姿勢は、TOEICにおいて欠かせません。

パート4:やや難しい

セリフの意図問題が難しかったのですが、毎回そう言っているような気がします。パート4のセリフ問題は基本的に難しいという結論で良いのではないでしょうか。セリフ問題って、先読みのときにしっかり読めれば、聞かなくても2択くらいには絞れて、よっぽど分かりやすい問題だと、聞かずとも正解が推測できてしまうこともあります。ただ、今回のセリフ問題は、先読みしても2択どころか、明確なイメージすら浮かばず、聞いてみないと分からないものばかりでした。選択肢の英文も長いから、事前に推測ができないと、けっこう苦しいです。解く・解かないをはっきり決めておかないと、ここで沼ってしまう可能性が高いので要注意です。

パート5:難しい

久しぶりに「難しい」と感じました。「やや難しい」みたいな表現ではとても足りないくらいの難しさです。まず品詞。オーソドックスなものが少なかったです。かなり上級者向けの問題ばかりで、500点や600点を狙う方にとっては、非常に辛い問題だったと思います。動詞問題や前置詞・接続詞問題でも同様の難しさを感じました。きっと大学受験の英語をみっちりやった人のほうが解けるかもしれません。TOEICの文法テキストではちょっと力不足かなという印象です。また、個人的なことになりますが、パート5の終盤でマークがズレるという凡ミスが起こりました。ちょうどNo.120をマークしたあたりで、次がNo.121だからページも変わるだろうと勝手に思い込み、次のページに行ってしまったんですよね。そこにあるのはNo.124の問題で、僕はそれをNo.121と勘違いしたまま解いてしまい、そのままNo.126まで解いたところで「あれ、番号が合ってない!」と気づいたのです。こんな経験は初めてでしたが、幸いにも笑って過ごせるレベルでした。焦っている状態だったら笑えませんからね。

パート6:普通

文挿入だけでなく、語彙問題でも文脈依存のものが出ていました。個人的に、英文を読むうえで文脈はとても大事だと思っているので、それを試す問題はもっと多くてもいいと思っています。1文だけ読んで空所が埋まるのではなく、次の文、あるいは段落の最後まで読んで答えが見つかるタイプの問題です。英語を読むのが苦手な人は、1文単位のぶつ切りな理解になってしまうことが多く、前後の文との意味的なつながりを見いだせないまま最後まで読み、結局何の話だったのか分からないという読後感が残ります。パート6のように文脈の理解を試す問題を練習すれば、自然と文脈への意識も高まるのではないかと思うのです。

パート7:普通

ちょっと文章量が多かったかなという気もしましたが、全体的に標準的でした。シングルパッセージでは、これといって難しい問題はなく、記事問題の本文がちょっと難しかったかなというくらいでした。公式問題集に似た難易度かと思います。No.176以降の複数パッセージには、難しめの問題がいくつかありました。どれもクロスリファレンス(2つの文書にある内容を組み合わせて答えを導く問題)だったと思います。でも、それと同じくらいボーナス問題もあったので、均せば「普通」という感想です。

次回は8月21日

次回の公開テストは8月21日です。

午前のほうは記念すべき「300回」の節目であり、普段は午後で申し込んでいる人も、8月だけは午前で申し込んだ人も多くいるみたいです。

ちなみに僕はいつも午前なので、8月も午前にしています。

また、8月からは抽選制が撤廃され、申し込んだら必ず受験できるようになりました。

以前のTOEICに戻って本当によかったです。

1日2回制というのは、個人的に良いシステムだと思っているので、このまま継続してほしいです。

さて、暑い日がまた戻ってきて、追い打ちをかけるようにコロナの感染者数も増えており、何とも苦しい夏となっていますが、TOEICは引き続き開催されると思いますので、8月を受験される方は、一緒にがんばりましょう!


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