知らない人は意外といる!?
ご覧いただき、ありがとうございます。TOEIC対策のリノキア英語スクールです。
今回は、英語において重要なbe動詞と一般動詞についてです。
僕自身、高校卒業まで、この2つの動詞のルールが分かっていませんでした。
塾で中学生に教えていた時も、独学でやっていた子は知らないケースが多かったです。
そんな目につきにくい要点ではありますが、わかってしまえば簡単なので、まずは結論から見ていきましょう。
be動詞と一般動詞は、いっしょに使えない
これがbe動詞と一般動詞を理解するうえで、もっとも重要なところです。
be動詞ってなに? とか、一般動詞ってなに?となったら、先に下を読んでください。
それではさっそく、例文を交えながら見ていきましょう。
始めに、次の日本語を英語に直してみてください。
「私は牛乳が好きです」
作れましたか?
I like milk.
次に、間違いの英文を見てみましょう。
英語を習いたての学習者がよく書いてしまう英文がこちらです。
I am like milk.
この英文はテストで書いてしまうと×になるかと思います。
なぜかというと、be動詞 amと、一般動詞 likeを、いっしょに使ってしまっているからです。
教わったばかりだと、こう書いてしまうことが多いので、先に重要事項を覚えてしまいましょう。
大事なのは、「1つ英文に動詞は1つだけ」、というルールです。
さっきの英文は、1つの英文に2つの動詞(amとlike)を使ってしまったので、×にされてしまうのです。
be動詞も一般動詞も両方使ってしまおうなんていう欲張りはダメ、ということですね。
be動詞動詞とは
be動詞とは、am, is, areのことです。
過去形はwas, were、そして原形はbeです。
be動詞は英語で、 “BE verbs”と呼ばれます。(※verb=動詞)
例文を見ていきましょう。
I am a student.
You are young.
He is a 20 years old.
We are good friends.
They are beautiful.
be動詞は基本的に、主語がどんなものであるのかを説明するときに使われます。
このとき、be動詞がイコール(=)の代わりになることがイメージできると良いです。
I am a student. だと、I = a student. となります。
「私=生徒」、ということですね。
be動詞をイコールに置き換えると分かりやすいです。
主語と何かをイコールで結ぶときに、be動詞を使いましょう。
さらに裏を返して、イコールで結べないときにはbe動詞は使わないようにしましょう。
一般動詞とは
一般動詞とは、be動詞以外の動詞すべてを指します。
きっと何か思いつくはずです。
play, use, run, eat, go, come, know……
これらすべて一般動詞というカテゴリーに入ります。
be動詞が使えない文では、一般動詞を使うことになるので、区別は簡単です。
練習問題を作ったので、そこで確認してみましょう。
練習問題
空所に入るものを、( )内から選びましょう。
1. I dogs. ( am / like )
2. You pretty. (have / are )
3. We Tokyo. ( live in / are )
4. They tennis every Sunday. ( are / play / is )
5. I a high school student. ( am / are / do / have )
解答
1.like 2. are 3. live in 4. play 5. am
終わりに
練習問題は全問正解できましたか?
「be動詞はイコール」の意識があれば、どっちの動詞を使うかで迷うことはなくなるでしょう。
あとはbe動詞と一般動詞をいっしょに使わないようにだけ気を付けてください。
そして最初に出した誤答の I am like milk.なのですが、be like ~で「~のようである」という意味ができます。
つまりこの英文は、「私は牛乳のようです」という意味になるのです。
牛乳のように肌が白い、ということを言いたいのかもしれませんが、学校のテストでそんな意味の文を書かせることはないと思いますので気をつけましょう。
以上、be動詞と一般動詞の使い分けについてでした。