リスニング78正解・リーディング65正解で調整

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TOEIC対策のリノキア英語スクールです。

1月26日に実施された第378回TOEIC公開テストの結果が出ましたので、報告していきたいと思います。

今回は、リスニングを78正解、リーディングを65正解にして、全体で143問の正解数にしたらスコアが何点になるのかを検証しました。

結果はこちらです。

リスニングは78/100正解です。内訳は、
パート1：6/6正解
パート2：21/25正解
パート3：30/39正解
パート4：21/30正解　です。

おおむね妥当なスコアですが、思っていたよりは少し低かったです。380点～390点は出るかなと予想していました。以前、リスニングの正解数を80に設定して実験したのですが、その際のスコアは410点でした。正解数の差はたったの2個ですが、スコアは35点も違います。TOEICというテストでは、同じような正解数でも、回によってスコアに大きな差が生まれることが多々あります。なので仮にスコアが下がったとしても、その差が10～30点なら、正解数はほとんど変わっていないと見ることもできます。

リーディングは65/100正解です。内訳は、
パート5：24/30正解
パート6：12/16正解
パート7：29/54正解　です。

こちらも妥当なスコアです。リーディングは正解数が60を超えたあたりからスコアの伸びが一気によくなると思っています。以前、正解数を60に設定した回のスコアは250点でした。また別の回では正解数を70に設定し、スコアが335点でした。そして今回、正解数を65にしてスコアが315点です。リーディングで300点以上を目指す方は、正解数の目標を65以上に設定すると確実かと思います。けっこう高いハードルですが、スコアの伸びが大きいので、達成感もひとしおだと思いますよ。

1月26日TOEIC（午前）の感想

僕が受験したのは、パート1のNo.1が「ハンマーを持つ男性」の写真のフォームでした。

リスニングは全体的に標準レベルでした。公式問題集11や10のほうが難しいと思います。やたらと「難化」が叫ばれるTOEICですが、基本となるのは公式問題集を使った対策なのだということを改めて感じました。

パート3，4では、先読みの文章量がそこまで多くないタイプだったので、先読みをするのは楽なほうでした。リスニングパートなので、聞く力のほうに意識が向きがちですが、パート3，4においては先読みをスピーディにこなすリーディング力も必要になります。

先読みは選択肢まで目を通したほうがいいです。聞いて分からなかったところがあっても、選択肢を見ることでカバーできる可能性が高くなりますからね。

平均点を見てみないと確かなことは言えませんが、実際のスコアを見ると、1月午前TOEICのリスニングは少し簡単めだったんじゃないかと思っています。正解数が78だったのに対してスコアが375点ですから、ちょっと低いですよね。380～390点は出てもよかったと思っています。なので今回は、解けた人が多かったのでしょう。これも問題がすこし易しめだったからだと思うのです。

リーディングも全体的に普通でした。めちゃ難しい！　となるような問題もなく、すべてが平均的な感じで最後まで進んでいった気がします。

もっとも印象的だったのは、パート7の文章量が少なめだったことでした。読む量が少なかったので、普段よりも解けた人が多くなるだろうと思っていました。

ただ、パート7の文章量は多いのが基本です。公式問題集よりも文章のボリュームが大きいのが普通なのです。だからまずは公式問題集でしっかり慣れておくことが大事ですね。

あとは普段から長文を読むことです。僕はたくさんTOEICの問題を解いているので、1月TOEICのパート7は文章量が少なめだったなんて言えていますが、普段あまり英文を読まない人からすれば信じられないくらいの文章量です。

TOEICで読む文章量の半分でもいいから毎日英語を読むようにすると、TOEICに対する印象は変わってくるはずです。

次回は2月16日

次回は2月16日のTOEICを受験します。もう数日後ですね。テストとテストが3週間隔だと、あっという間に感じます。

2月のTOEICでも実験をしていこうと思っています。1月が700点を狙った検証だったので、2月は800点を狙った検証にしてみましょうかね。

公式問題集とか市販の模試って、正解数は出せますけれど、実際にスコアが何点くらいになるのかが分かりにくいという欠点があります。

僕は公開テストで正解数を決めてスコアの検証をすることで、学習者が目標をはっきり決められるようにしていきたいと考えています。「700点を目指すなら〇〇問正解、800点を目指すなら〇〇問正解、そして各パートでは〇問正解を目指す」といった具体的なゴールを設定できるようにしたいのです。

結果はこちらで公開していきますので、1人でも多くの学習者の参考になれば幸いです。

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それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。