リスニング90正解・リーディング90正解で検証

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マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。

昨日12月8日はTOEIC公開テストの日でした。

僕は午前のほうを日大経済学部3号館で受験してきました。

日大経済学部3号館は1年に2~3回は当たる会場です。神保町がスクールから1駅なのでアクセスはとても楽で、なんなら20分くらいで歩ける距離にあります。近くには日大経済学部”本館”という似た名前の会場もあります。会場付近では本館・3号館を間違えないようにという注意喚起がされるのですが、今回は見かけなかったので、3号館だけが会場になったのかもしれません。

開門の9:25ちょうどに到着し、すぐに受付を済ませ、アナウンス開始まで文庫本を読んで待ちました。『嫌われた監督』という本で、前回11月のテストの時も同じものを読んでいました。気に入った本は、次の気に入った本ができるまで何度も読み返す派なのです。

さて、今回も実験的に公開テストを受験しました。テーマはこちらです。

「リスニングで90問正解、リーディングで90問正解したらスコアは何点になるのか」

各パートの正解数の内訳は以下です。

パート1:6問正解
パート2:23問正解
パート3:35問正解
パート4:26問正解(リスニング計90正解)
パート5:29問正解
パート6:16問正解
パート7:45問正解(リーディング計90問正解)

今回は900点を狙った正解数にしています。おそらく880~920点くらいになるのではないでしょうか。

さて、それでは各パートの難易度の振り返りをしていこうと思います。

テストの難易度

僕が受験したのは商品を見ている女性」のフォームでした。No.1では、examine / merchandise といったパート1定番の単語が使われていました。

パート1:普通

簡単な問題、ちょっと難しい問題がバランスよく含まれた標準的なパート1でした。ナレーターの読み上げスピードも標準的で、使用されている単語もパート1定番のものばかりでした。公式問題集11のパート1よりも解きやすいと思います。

パート2:やや難しい

難しいと感じる問題が後半に多かったと思います。聞こえた単語だけで正解を選ぼうとするとミスにつながるような問題が多々あり、内容を正しく理解できているかが試されていました。ただ、公式問題集11と比べると、同じくらいの難易度ではないかと思います。やっぱり公式問題集をやり込むのが間違いないです。

パート3:普通

先読みの文章量はいつもより若干少なめに感じ、ナレーターのスピード、トークの話題は、標準的でした。キーワードが拾えれば正解を選べる問題がちょっとだけ多めでしたので、解きやすいとは感じました。セリフの意図問題はちょっと難しく、グラフィック問題は解きやすかったです。難しい問題、聞き逃した問題でハマってしまわないことが大事ですね。パート3はリズムが大事です。

パート4:普通

先読みの文章量は、ここ最近のテストと比べると少なめでした。キーワードを拾えば解ける問題も多めだったと思います。パート4は難しめに感じることが多かったのですが、今回はかなり解きやすかったです。セリフ問題もグラフィック問題も、とても標準的でした。リスニング全体を通して言えることですが、今回は新人のイギリス女性ナレーターは登場していませんでした。

パート5:やや難しい

文法問題、とくに品詞問題で難しいものが多かったです。stand / rise のような単語は動詞として覚えている人が多いと思いますが、それを名詞として判断させる問題があったり、suited / suitable の2つの形容詞を選択肢に含んだ問題があったりと、細かい知識が試されていました。

パート6:難しい

とっても久々に難しいパート6に当たりました。今回は語彙という観点での難しさがありました。最初の洋ナシの話がもっとも難しかったのではないかと思います。ripen / stem といった単語を選ばせる語彙問題はかなり難しいですね。その後もトピック的に難しめの問題がずっと続きました。幸い、文法問題は解きやすかったので、そこで正解を稼ぎたいところです。文挿入は、挿入文がちょっと長めで時間がかかったかもしれません。とにかく久々の難しいパート6でした。

パート7:やや難しい

最初のNo.147からいきなり4問付きの記事問題が出ていて驚きました。1年か2年に1回くらい、このような変則的な構成のものに当たります。パート7は全体的に文章量は多めに感じました。設問はところどころ難しいものもありましたが、標準的なのがほとんどです。4問付きのチャット問題は、ページ全体にわたってチャット文が続いていました。

マルチパッセージはダブルパッセージが簡単でした。トリプルパッセージはちょっと手こずる問題が数問ありましたが、全体的には標準的なレベルです。

結果発表は12月24日(火)

12月8日のTOEICの結果は、12月24日(火)にオンラインで発表されます。

その1日後には公式認定証(アビメ)も見られるようになります。

デジタル化されたおかげで、詳細がすぐに見られるのは嬉しいことです。就活や進学などにも利用しやすくなりました。あとは受験票もデジタル化してくれるともっとラクになりそうです。

今回は、リスニング90正解・リーディング90正解、という結果で検証しています。僕の予想では880~920点の間になりそうで、900点に届く可能性のほうが高いと思っています。

今回の検証が900点を目指す方の役に立てばと思います。今後も正解数を調整して、スコアの検証を行っていきますので、テストのたびに見ていただければと思います。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。