リスニング92正解・リーディング86正解で検証
ご覧いただき、ありがとうございます。
マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。
昨日10月27日はTOEIC公開テストの日でした。
僕は午前のほうを日大経済学部本館で受験してきました。
日大経済学部本館は水道橋にあります。スクールが御茶ノ水なので、ちょうど隣駅です。朝のうちにスクールに寄って、すこしゆっくりしてから会場に向かいました。水道橋からも歩いて5分くらいなので、アクセスはとてもいいです。1年に何回かは日大経済学部本館に当たります。
会場は大教室でした。いかにも大学らしい長机がずらっと並んだ教室で、真ん中の席になってしまうと、離席したいときに端の人にいったんどいてもらわないと出られないのがちょっと面倒なところです。この日は衆議院選挙の日でしたが、演説によってリスニングが中断されるような心配はなく、いつもどおりの公開テストでした。
さて、今回も実験的に公開テストを受験しました。テーマはこちらです。
「リスニングで92問正解、リーディングで86問正解したらスコアは何点になるのか」
各パートの正解数の内訳は以下です。
パート1:6問正解
パート2:25問正解
パート3:35問正解
パート4:26問正解(リスニング計92正解)
パート5:28問正解
パート6:14問正解
パート7:44問正解(リーディング計86問正解)
もともと800点を狙う正解数にする予定だったのですが、急に興味が変わって、900点に届くかどうかという正解数に設定してみました。さすがに850~880点くらい出るのではないかと思うのですが、結果はどうなることやら。
さて、それでは各パートの難易度の振り返りをしていこうと思います。
テストの難易度
僕が受験したのは「無人のレストランの写真」のフォームでした。
No.1,2(ATMの前に立つ男性)までは解きやすい問題でしたが、No.3以降に難しい問題が多々ありました。とくにNo.3、5が難しかったです。No.3は「清掃員の女性」の写真で、No.5は「部屋に箱がある」写真でした。ナレーターのスピードがちょっと速めだったのと、1文が長めだったのが難しさの要因だと思います。公式問題集11でも同じような傾向が見られるので、このレベルに慣れておきたいですね。
全体を通して、難しい問題はありませんでした。9月から登場した新しいイギリス女性のナレーターは、今回もいました。この人も、それからもう1人のイギリス女性も、早口で手こずります。また、アメリカ英語で教育を受けてきた人にとっては、イギリス英語はクセがあるように聞こえます。これは慣れるしかありませんね。
先読みの文章量は平均的で、トピックも難しいものはなかったです。ただ、公式問題集8や9の時代と比べると、より内容理解を重視していると感じました。キーワードが聞こえればある程度の正解数が稼げるのは今も同じですが、キーワードを聞くだけでは引っかかってしまう問題も数問混じるようになっています。この傾向は公式問題集10や11に反映されているので、テスト対策にはなるべく新しい公式問題集を使ったほうがいいでしょう。分析の続きですが、セリフの意図問題は解きやすかったです。読むだけで答えが絞れました。グラフィック問題もとくに難しくありません。ちゃんと聞ければ、ちゃんと解ける、そんなパート3でした。
毎度のことですが、パート3よりは先読みの文章量が多く、ナレーターが速いと感じる場面も多かったです。ただ、パート3よりはキーワードが聞ければ解ける問題は多かったと感じました。内容がわからなくても、単語が拾えれば解けるということです。セリフの意図問題はこちらも解きやすく、先読みすれば答えが2択くらいには絞れました。グラフィックも標準です。なので余裕を持って先読みができれば、そこまで難しいとは感じないのかもしれません。
文法問題・語彙問題ともに難問がほとんどなく、ベーシックなレベルでした。英文の量も少ないほうだったので、とてもテンポよく解けました。こういう場合はみんな正解数が高めになるので、手応えがよくても差がつきにくいです。初心者にとっては嬉しい問題レベルですが、上級者になるほど1ミスのダメージが大きくなります。No.113 の primary を入れる問題だけは難しかったです。point of contact の意味が分からないと選べませんね。ちなみに「連絡先、連絡すべき人」という意味です。
今回も普通のパート6でした。パート6はここのところずっと「普通」と評している気がします。レベルを一定にしているのかもしれません。パート6はとにかく量をこなすことで上達しますので、苦手という人はたくさんの問題を経験して、空所に必要なものを意味的・文脈的に予想しながら読む練習をすると効果的です。
シングルパッセージ、マルチパッセージともに文章量が少なくて、負担の軽いパート7でした。問題も解きやすいものが多かったです。このレベルだと、みんなが正解数を伸ばしやすいため、たくさんの正解数を稼がないと差がつきません。解きやすいからといって安心はできませんし、むしろ解きやすいと感じる時ほど、たくさん正解しないといけないプレッシャーに追われます。逆に難しいと手応えを得にくいので、どっちもどっちですが、いずれにしても自分に解ける問題・避ける問題をしっかり見極めて、1つでも多くの正解を獲るという戦術が大事です。ちなみに午後のほうのパート7は、文章量が多くて大変だったそうです。
結果発表は11月12日(火)
10月27日のTOEICの結果は、11月12日(火)にオンラインで発表されます。
その1日後には公式認定証(アビメ)も見られるようになります。
デジタル化されたおかげで、詳細がすぐに見られるのは嬉しいことです。就活や進学などにも利用しやすくなりました。あとは受験票もデジタル化してくれるともっとラクになりそうです。
今回は、リスニング92正解・リーディング86正解、という結果で検証しています。僕の予想では850~880点の間になりそうで、900点に届くかどうかが知りたいところです。
今回の検証が900点を目指す方の役に立てばと思います。今後も正解数を調整して、スコアの検証を行っていきますので、テストのたびに見ていただければと思います。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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