リスニング70正解・リーディング50正解で調整

ご覧いただき、ありがとうございます。
TOEIC対策のリノキア英語スクールです。

7月28日に実施された第360回TOEIC公開テストの結果が出ていますので報告していきたいと思います。

今回は「リスニングで70問正解・リーディングで50問正解にしたらスコアは何点になるのか」をテーマに受験しました。

早速ですが、結果はこちらです。

リスニングは7割の正解率だったので、340点というスコアには納得です。おそらく330~350点になるだろうと思っていたので想定内でした。TOEICで600点を目指すのであれば、リスニングでは7割以上は確実に取っておくべきです。75問正解くらいで350~370点を出せるようになるのが理想だと思います。

リーディングは5割の正解率なので、230~250点の範囲になるかと予想していたのですが、実際には205点という驚くほど低いスコアでした。

今回のリーディングは、正解率が5割以下だとスコアが出にくい回だということが分かりました。ひょっとすると6割くらい正解しても250点くらいしか出なかったかもしれません。

今回のように、公開テストでは正解率とスコアに大きな乖離が見られる場合があります。

600点を目指すのであれば、リスニングの正解数は75以上、リーディングは60以上を目安にしていけるといいと思います。さすがにこの正解数を出せれば600点は超えると思いますが、今月の公開テストで検証してみます。600点を目指している方はぜひ参考になさってください。

アビメと各パートの正解数

リスニングの各パートの正解数は以下のようにしました。

・パート1:4/6正解
・パート2:18/25正解
・パート3:28/39正解
・パート4:20/30正解

そしてリスニングのアビメが以下です。

難しめに分類されるだろうと判断した問題は間違えたことにしてあります。5番目の「目的や暗示されている意味が理解できる」のところに該当しやすい問題です。600点を目指す人は、ここのグラフが50%以上になることを目標にするのが良いでしょう。「理解して解けているか」の指標になります。

リーディングの各パートの正解数は以下のようにしました。

・パート5:18/30正解
・パート6:10/16正解
・パート7A(シングルパッセージ):22/29正解
・パート7B(マルチパッセージ):0/25正解

そしてリーディングのアビメが以下です。

マルチパッセージ(No.176-200)を塗り絵する人は、どうしても1番目と3番目のグラフが低くなります。これは理解して読めていないというよりも時間が足りないのが原因ですので、数値が低いからといってパート7が苦手という結論になるわけではありません。

リーディングも難しいと判断した問題は間違えたことにしてあります。そうした問題は1番目と3番目のグラフに反映されることが多いです。はっきり書かれていないため推測が必要だったり、文中の別々の場所に書いてある根拠をつなげることが必要だったりと、高い読解力が求められます。600点を目指す人は、この2つのグラフが45~50%を超えるようになるのを目標にするのがいいです。

それから今回のパート5は語彙問題がかなり難しかったです。難しいと判断したところは間違いにしてあるのですが、4番目のグラフが54%だったので、語彙問題の難しさが反映されています。今回はこのグラフが低めに出た人が多いのではないでしょうか。

次回は8月25日

次の公開テストは8月25日です。

8月は「リスニング75正解・リーディング60正解」に設定してスコアの検証をしてみようと思います。

600点は確実に出るはずの正解数ですので、果たしてそのとおりになるかどうかを実験してみます。

しばらくは600点や700点を目指す方にとって役立つような検証を続けていきますので、そのスコアを目標にしている方は参考にしていただけると嬉しいです。

リノキア英語スクールは、TOEICのスコアアップに特化したマンツーマン英語スクールです。

TOEIC対策を真剣にお考えでしたら、ぜひ無料カウンセリングにお申し込みください。TOEIC満点講師と一緒にスコアアップの方法を模索してきましょう。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。