第332回TOEIC公開テスト（2023年9月10日）の感想

最初の2問はすごく簡単でしたが、だんだんと難易度が上がっていきました。No.5が難しかったと思いますが、原因はおそらくイギリス女性のナレーターに依るところが大きいと思います。今回はとくに珍しい単語が使われていた問題もなく、悪く言えば印象に残らないパート1でした。

前半は解きやすい問題が多かったですが、後半に進むにつれて変化球タイプで難しいものが目立ちました。場面をしっかりイメージできていないと選べないものが2つくらいあり、その2問はよっぽどパート2に慣れていないと苦戦するだろうなと思いました。質問文を聞いた瞬間では場面がイメージできず、答えを聞いて「なるほど」と合点がいくような感じなので、ちょっとでも迷って処理が遅れると落としてしまうかもしれません。難しい問題でハマらないよう、切り替えが大事ですね。

前回の8月はパート3がすごく簡単だったのですが、今回はさすがにそれより難しかったです。でも今年のTOEICの中では普通レベルだと思います。先読み文もそこまで長くなく、セリフの問題も先読みの時点で答えを絞りやすかったです。キーワードをしっかり拾って答えれば7割は超えられる問題レベルでした。

先読み文はそこまで多くなかったと思いますが、セリフの問題が難しかったです。それ以外にも、多くの人が苦戦するであろう難易度のセットが2つほどありました。ただ、ここ数回パート4が簡単なフォームにあたっていたので感覚がズレてしまっているかもしれません。今回のパート4は、公式問題集9と同じくらいの難易度ではないかと思います。

語彙問題がすこし難しめで、文法問題は難しめだったと思います。品詞問題においては素直に解けるものが少なかった印象です。僕は文法問題で１つ間違えてしまいました。ずっと前に覚えた知識だったのに、テスト中にきちんと思い出せず、さんざん迷って誤答を選んでしまいました。すごく悔しいけれど、もう2度と忘れないと思います。こういう経験は大事ですね。それから語彙問題でも迷ったものが1つありました。未だに何が正解なのか分かりません。今回の満点は危ういかも・・・

今回のパート6は、文法・語彙・文挿入どれをとっても標準的なレベルでした。難しい問題はなかったのではないかと思うくらい普通でしたね。ただ、僕は解いている途中でお腹が鳴ってしまい、恥ずかしい思いをしたせいでNo.146を違うので選んでしまいました。最後の見直しでミスに気づけたので修正できましたが、危なかったです。テスト前はしっかり食べないといけませんね。

No.161～185にかけて文章量が多いと感じましたが、それ以外は普通レベルでした。とくに最後のトリプルパッセージは、文章量がずいぶん少なかったうえに、設問もボーナス問題が多めだったので、だいぶサービスしてくれていると感じました。中盤の文章量多めのところを乗り越えれば最後にボーナスステージが待っているという楽しい構成です。ただ、中盤の分量に押されてしまうとボーナスステージを満喫できない恐れもあるので、いかにもTOEICらしいと思いました。