第320回TOEIC公開テスト（2023年4月23日）の感想

答えを選ぶのに迷うものが数問ありました。決して聞き取れていなかったわけではないのですが、「これでいいのかな」という迷いがあり、問題レベルとしては難しめと感じました。これは久しぶりに受験したからなのか、純粋に難易度が高かったせいなのか、ちょっと判断できません。

今回のパート2は、中盤までが解きやすく、終盤が難しめという感じで、スタンダードな印象です。悩んだ問題が1問ありましたが、消去法で解きました。悩んだ理由は、ちょっと気を抜いて聞き取りが疎かになったからです。すぐに気を取り直して、最後まで集中しました。そして最後の問題でレアなナレーター（イギリス）が出ていたのが印象的でした。

公式問題集と同じくらいのレベルでした。変わった設定もありません。パート2の最後で、ごく稀にしか登場しないイギリス女性が出ていたので、パート3でも出るかなと思って待っていたのですが、結局最後まで登場しませんでした。幻のナレーターという感じですね。グラフィック問題にスマホのストレージに関する問題があって、今時だなと思いました。10年前のTOEICには絶対に出てこないような問題ですね。

公式問題集レベルかなとも思いましたが、パート3よりは若干難しめでした。1問目の場面設定がちょっと珍しいタイプだなと思ったのですが、どんなものだったか忘れてしまいました。TOEICの問題は同じ形式でありながらも、ちょっとずつバリエーションを増やしているのが分かります。

今回は非常に難しかったです。語彙問題と前置詞問題で迷ったものがあったので、余った時間を使ってじっくり考えました。といっても考えてどうにかなるものじゃなく、感覚的に合うものを比較検討した感じですね。こういう場合って、最後は自分の経験値に照らし合わせてフィーリングで選ぶしかありません。自分を信じて選ぶ。仮に間違えたとしても、そこから学べばいいだけですから。あとは品詞問題もけっこうハイレベルでした。600～700点の方だと、ほとんど手応えの感じられない難易度だろうと思います。

パート6もけっこう手こずる難しさでした。文挿入と、前置詞問題がやっかいでしたね。文脈をしっかり把握していないと迷うことなくダミーを選んでしまいかねないのが文挿入問題でした。これは最後まで検討を重ねましたね。それから前置詞問題も最後まで悩みぬいて、フィーリングに合うものを選びました。まだまだ勉強しないといけませんね。

何だか文章量が多かった気がしました。久しぶりに受験したせいなのか、本当に文章量が多かったのか分かりませんが、いつもより時間がかかりました。ちょっと慎重に解いていたのは事実です。でも普段より遅いとも思っていなかったので、時計を見て「あれれ？」となりました。でも焦らずにしっかりと全文をベタ読みして、選択肢もすべて目を通して最後まで解きました。マークミスがないかの確認もできたので、個人的には普段どおりのパート7という感じです。