ベルサール渋谷ガーデンで受験

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マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。

今日6月26日はTOEIC公開テストの日でした。

今回の会場は「ベルサール渋谷ガーデン」です。

この会場は3年に1回くらいの割合で当たります。ちなみに前回ここで受験したのは2019年7月でした。いつも決まって夏の暑い時期に当たるのですが、渋谷駅から15分くらい歩いたところにあるため、会場に着くころには汗だくになっているのがお決まりです。

凄まじい大会場のベルサール渋谷ガーデンでは、2000人以上が受験します。

僕は9:30ごろに到着したのですが、すでに入口には長蛇の列ができていました。

そこからノロノロと進んで受付を済ませ、着席したのが9:40くらい。時間はそんなにかかりませんでした。いつもどおりマークシートに必要事項を記入し、目をつむって集中力を高めます。

いつもだったらトイレに行っておくのですが、今回はトイレが混雑しているだろうと思ったため、行きませんでした。会場に来るまでの道のりで汗をたくさんかいたから、出せる水分もそんなに無かっただろうし。

それから今回は座席の位置がちょっと微妙だったので、リスニングの音テストのときに挙手をして、変えてもらいました。滅多にしないことなので、ちょっと緊張しましたよ。でも変えてもらって正解でした。快適に受験するためなので、こういうときは勇気を出して言うべきですよね。

そんなこんなで無事に受験を終えたため、いつもどおり感想を記していこうと思います。所見は個人的なものになりますので、参考程度にご覧いただけますと幸いです。

リスニングが大変だった

今回は、パート1のNo.1が「ヘルメットを被った男性」のフォームでした。

音が割れてしまっていて、大変聞きづらかったです。これもベルサール渋谷ガーデンの特徴なんですよね。productがpromoに聞こえたりして、文脈から修正しないといけない場面が多々ありました。リスニングで大変だと感じたのは、これが理由です。

パート1:やや難しい

問題そのものも難しかったのでしょうが、会場の音のせいで難易度が3割増しでしたね。前半3つは人物が移った写真、後半3つは風景の写真です。風景だけで3問もあるというのは珍しいと思います。だいたい1~2問ですからね。ベテランのイギリス女性のナレーターもいたので、ちょっと昔の問題を再利用しているものもあったのではないでしょうか。ずいぶん久しぶりに聞いた単語もあって、旧形式のTOEICを解いているような感覚さえありました。

パート2:普通

今回のパート2は非常にオーソドックスでした。ひねりの利いた変化球問題は数問だけで、あとはストレートな応答だったと思います。途中、解答がBとCに偏るゾーンがありましたが、2つの記号に偏る現象は、パート2ではお馴染みです。「しばらくAが出ていないな」と思うと、迷った問題でAを選びたくなりますが、パート2で答えが偏るのは普通ですので注意が必要です。そうした点も含めて、今回の問題はオーソドックスだと感じたのでした。

パート3:普通

パート2に引き続き、パート3も標準的だと感じました。スピードがめちゃくちゃ速い問題もなく、先読み文がめちゃくちゃ長い問題もなく、キーワードがしっかり拾えれば7割以上は正解できる構成です。序盤でセリフの意図問題が連続したのが印象的だったくらいで、概して普通のパート3でした。ちなみにグラフィック問題で1つ分からないものがあり、勘で選びました。

パート4:普通

全体的には普通レベルですが、パート3よりはやや難しかった印象です。聞き手(listeners)について尋ねる問題が目立ち、気が抜けなかったです。セリフの意図問題はちょっと難しめでしたが、スピードが高速すぎたり、先読み文が長文すぎたりする問題はなかったです。全体的に見れば、最近にしては珍しい、平均的なリスニング問題でした。

パート5:やや難しい

品詞・語彙ともにレベルが高めでした。とくに品詞にいたっては複合名詞の問題が3つもあり、稀にみる偏り具合でした。分詞問題も1つあり、総じてハイレベルな品詞問題です。パート5から難しいと、気分が下がってしまいがちですよね。分からない問題ばかりだと焦ってしまったりします。でも、難しいと感じるところは、ほとんどの受験者も同じく難しいと感じていますから、絶望しないほうが絶対にいいです。その後のパート6や7にも解ける問題はあるわけですから、解けるものをしっかり正解していく意識が大事です。

パート6:普通

スタンダードな文脈依存度でした。段落の最後まで読まないと選べないみたいな問題はなかったです。それだけに、こういう難易度の問題では正解数をしっかり稼ぎたいところですね。個人的に、パート6は10分かけような20分かけようが全体の正解数はそこまで変わらないと思っているので、迷ったところは捨てて、どんどん前に進んでいく姿勢が大事だと思っています。

パート7:普通~やや難しい

1題目からアーティクルでした。また、序盤から4問問題があり、やや変則的な並びになっていました。シングルパッセージはしっかり読まないと選べない問題ばかりで、けっこう時間を食わせる設定でした。逆に複数パッセージでは、該当箇所だけをちょろっと見れば正解が分かってしまうボーナス問題も多々あり、受験者には嬉しい設定でした。複数パッセージにも目を通す時間をきちんと残して、ボーナス問題をしっかり獲れるのが理想です。シングルパッセージを頑張りすぎて、複数パッセージをいつも残してしまうという方は、解くところをちょっと変えるだけで、スコアが上がる可能性もあります。複数パッセージは絶対に解いたほうが良いということですね。

次回は7月24日

関東地方では梅雨入りが発表されたばかりだったのに、何だかもう梅雨が明けてしまったような気候ですね。もうすっかり夏です。TOEIC公開テストの日は、外を歩かないといけませんので、暑さにも気を付けなくてはなりません。

特に時間まで会場に入れないこともありますから、早く着きすぎてしまうと外で待つはめになります。

それから冷房がガンガン効いているの場合もあるので、そちらの対策も必要です。

いろいろ配慮しないといけないシーズンがこれから数か月続きます。

TOEICは集中力が何よりも大事なテストなので、前日の睡眠にも気をつけたいですね。

7月テストを受験される方は、暑さに負けず、対策を頑張っていきましょう!


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