2021年ラスト回!
ご覧いただき、ありがとうございます。
マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。
今日はTOEIC公開テストでした。受験された方、お疲れ様でした。
2021年のTOEIC公開テストも今日でラストです。今年は全13回の公開テストが実施されました。皆さんは何回くらい受験されましたか? 僕は13回すべて皆勤でした!
2021年の後半になるにつれて、問題の難化が騒がれるようになってきました。僕も実際に受験していて、リスニングのほうで問題が難しくなってきている感じがしています。
この傾向が続くようであれば、公式問題集よりも難しい問題が出題されるのがスタンダードになるでしょう。実際のところ、コツとかテクニックとかに頼らず(頼れない)、英語力そのものを上げていくような勉強をしていかないと対応できなくなると思います。
今回のテストでも、そんな印象を持ちました。
今回もリスニングが難しめ
今回の受験会場は「ベルサール神田」でした。うちのスクールから歩いて5分ほどのところで、去年の11月にもここで受験しました。ベルサールとは相性があまり良くないのですが、このジンクスを破るつもりでテストに臨みました。
僕が受験したのは、パート1のNo.1が「女性が薪を割るためにオノを振りかぶっている」写真のフォームでした。Twitterでは「薪割りフォーム」なんて言われています。
※感想はあくまで個人の感覚ですので、参考程度にご覧ください。
全体を通して難しい問題が多かったです。chop「~を叩き切る」とか、weed「~の雑草を抜く」といった、これまでほとんど見なかったような単語が出ていました。それから1問だけ、過去の公開テストで出題された問題もありました。写真を見た時には気づかなかったのですが、選択肢を聞いていたら思い出しました。
ここから新しいナレーターが登場して驚きました。イギリス人の女性で、声が低めのボソボソと喋るナレーターです。これでイギリス人女性は3人目ということになり、今回のテストでは3人とも登場していました。新人のナレーターの出番がもっとも多かったと思います。それからオーストラリア人男性も2人登場しており、まさにTOEICオールスターズという感じでした。肝心の問題のほうは、早口ナレーターのところは難易度が上がっており、それ以外はいつもどおりです。変化球問題のひねりが意地悪なものはなかったと思います。リスニング力と、問題をたくさん解いた経験値があれば対処できるレベルだったかと。
ここは凄く難しく感じました。いつもと同じ解き方をして、気を抜いたつもりもなかったのですが、正解を選ぶための根拠箇所を聞き逃してしまった問題がとても多かったです。そのせいで、パート3は難しかったという印象でした。ちゃんと聞けていれば、そこまで難しい問題ではなかったのかもしれませんが……とても心配です。
パート3での反省を活かして、解き方を変えました。パート3までは正解が分かったらその時点でマークシートを塗っていたのですが、塗っているあいだに聞き逃していることに気づいたため、いったん聞くことに集中して、最後に3つのマークをまとめて塗るようにしたのです。そのおかげか、パート3ほど難しくは感じませんでした。パート3,4は集中力と先読みが大事ということを再確認した次第です。問題としてはセリフの意図問題が難しかったです。
品詞問題は解きやすいのが多かったですが、難しいものは難しいです。そのあたりの見極めが重要になってきますね。前置詞・接続詞では、定番どころが多かったですが、so that ~ canの問題は、このところ4,5回連続で出題されています。よっぽど気に入っているのでしょう。語彙問題はちょっと難しめでした。総合すると、「普通」に落ち着くという感想です。
今回のパート6は平均的でした。接続副詞を選ぶ問題は、基礎的なものだったので、ここは正解しておきたいところ。文章量はやや少なめだったので、内容をしっかりと把握することに時間が使えたかもしれません。そこが把握できれば文挿入問題もきちんと対応できることでしょう。
いきなりチャット問題からのスタートでした。序盤から4問問題も入ってきて、ちょっと変則的な並びです。自分の経験上、こういうときって難易度が高めになるのですが、シングルパッセージとダブルパッセージは普通~やや難しいあたりのレベルで、トリプルパッセージは簡単めでした。総合すると「普通」に落ち着く難易度です。とくに最後のトリプルパッセージはボーナス問題が多かったです。上手に解いて、最後のトリプルパッセージまで目を通せた人は、正解数も上がっていくのではないでしょうか。
次回は1月30日
2021年のTOEICも終わってしまいました。今年も残すところ10日ほどですね。
次回は2022年1月30日です。このまま抽選制は続くのでしょうが、当選率がほぼ100%なので、申し込めば受験できることに変わりはないでしょう。1日2回制も継続するでしょうし、コロナ禍を経て、新しいTOEICの姿が確定してきました。
一部のTOEICマニアの人はご存知でしょうが、韓国で出版される『既出問題集』(韓国の公開テストの過去問を集めた問題集)が今月出版され、すでに日本にも届いています。僕もしっかり購入しました。
年末年始は既出問題集をじっくり解く方も多いみたいです。僕ももちろんその予定です。
既出問題集でなくても、年末年始は勉強時間が確保できるチャンスタイムです。もちろん1年の疲れを癒し、新年への英気を養うために楽しい時間を過ごすのも良いですが、もし1月30日の公開テストに申し込んでいるのなら、勉強にも精を出せると良いですね。
2022年のTOEICも頑張っていきましょう!
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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