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TOEIC対策塾のリノキア英語スクールです。
本日、3月21日(日)は第264・265回TOEIC公開テストでした。
関東地方はあいにくの悪天候で、風も強く、会場に着くまでにびしょ濡れになってしまった方も多かったのではないでしょうか。
それに加え、この日は1月から続いていた緊急事態宣言が解除されたということで、社会的にも注目の集まる1日となりました。
TOEICはいつものことながら、感染防止対策を徹底しながら無事に開催され、ツイッターでも話題のキーワードになるくらいの盛り上がりを見せました。
本当に多くの人が受験するテストなので、まさに「お祭り」のような感じです。
TOEICスクールを運営している身なので、会場でたくさんの受験者が集まっているのを見ると、みんな目標スコアを達成できるといいなあと思わずにはいられません。
前置きが長くなりましたが、僕も午後の部のほうで受けてきましたので、受験しての感想を覚えている限りで記録していきたいと思います。
2月よりも難しかった
僕が受験したのは、「橋の上に、1人の男性と2台の自転車がある」フォームでした。
Twitterで見た印象だと、午後で受験した人は、このフォームに当たった人が多かったのかなと思いました。
個人的な感覚による難易度レビューは以下の通りです。
何かに手を伸ばす、何かを身につけようとする、壁に絵がかかっている、人が1箇所に集まっている……など、定番といえる問題が多かったです。解きなれている人であれば、「ああ~、このパターンね!」と思いながら余裕で解けたのではないでしょうか。
オーソドックスかつ素直な問題が多く、解きやすかったと思います。キレッキレの変化球問題は1,2個ほどだったので、ある程度の正解数が出やすいセットなのかなと思いました。会場の音響具合が良くない場合は、当然ながら難しく感じると思います。
単語を拾うだけでは解けない問題がいつもより多かったと感じました。内容が分かっていないと解けないのに加えて、会話の流れもつかみにくいものがあり、そこでペースが崩れてしまうと怖いことになるセットでした。1月の公開テストや公式問題集7のパート3もこんな感じだと思います。
パート3と同じような感じでした。No.83‐85(ちょうどページをめくって最初の問題)がとりわけ難しかったです。ただ、その後は解きやすい問題が続いたので、そこでペースを戻せると最後まで良い感じでいけるのではないかと思います。最近はイギリス女性のナレーターが2人出てきますが、年配気味のほうはスピードがゆっくりで聞き取りやすいですね。一方、若い感じのイギリス女性は早口で聞き取りにくいです。
前半はわりと解きやすいオーソドックスなものが多かったのですが、後半はひねった文法問題が連発しました。語彙問題もハイレベルだったと思います。難しい問題は正答率も下がるので、あまり相手にしてはいけません。取れるところで確実に取っていきたいですね。
パート5の後半に集中した難問を引きずってしまうと難しく感じたかもしれませんが、全体的に普通なレベルでした。文挿入は素直でしたし、語彙も基本的だったと記憶しています。ただ、時制問題だけは文の後半まで読み進めないと選べない仕様になっていましたね。公式問題集でも出ていたパターンです。
全体を通して文章量が多かったです。かと言って、読み飛ばしをすると危険でもあります。シングルパッセージの前半は素直なものが多かったですが、後半はややこしかったです。複数パッセージは、簡単なのと難しいのが交互に織り交ざっている感じでした。
以上、公開テストを受験しての感想でした。
あくまで個人的な感覚のよるものなので、参考程度にご覧ください。
ちなみに今回は8分残しでした。
いつもは10分ちょっと残るので、リーディングで時間がかかりましたね。
文章量も多かったし、迷うものもあったので、仕方ありません。
次回は4月25日
3月の会場は「浅草橋ヒューリックホール」という会議場でした。
初めての場所だったのですが、入場のための行列が長く、雨風も強くて、受付に入るまでがちょっと大変でした。
そのせいもあったのか、解答用紙のA面に氏名を書くのを忘れてしまい、回収の段階になって気づくという有様でした。
長いことTOEICを受けてきましたが、こんなことは初めてでした。
ちょっと抜けていましたね。
何はともあれ、3月のTOEICは終わり、次は4月のTOEICが待っています。
4月のTOEICは全国的に抽選倍率が1.0倍となり、申込者みんなが受験できるという理想の状態が復活しました。
3月は午前・午後ともに難しいという声が多かったので、4月でのリベンジに燃える人も同じくらい多いのではないでしょうか。
まだ1ヵ月ありますので、しっかり準備して備えていきたいですね。
まずは本日のTOEICを受験された方、お疲れ様でした!
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございます。