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TOEIC対策のリノキア英語スクールです。
本日2月28日(日)は第262・263回TOEIC公開テストでした。
東京会場だと、申込者のほぼ全員が当選したということで、最近のTOEICは抽選制にもかかわらず、かつてのように誰でも受験できるテストに戻りつつあります。
僕は今回は午後の第263回のほうで受験しました。
会場は東京・日暮里にある赤門会日本語学校というスクールです。ここは個人的に相性のいいところなので、気楽に受けることができました。
早速ですが受験してみての感想を書いていきますので、参考程度にお読みいただければと思います。
コーヒーを注いでいる男性のフォーム
TOEICの問題は全員共通とは限りません。午前と午後で違うのは当然なのですが、同じ時間枠であっても会場によって問題が異なるケースがあります。
僕が受験したのは、パート1の最初の写真が「男性がコップにコーヒー(?)を注いでいる」というものでした。
パート1の最初が同じ問題だと、残りも同じと言うことができます。
それでは各パートの難易度を記録していきますが、あくまで最近の公開テスト内での比較と個人的な感覚に基づいていますので、参考としてお読みください。
最後のNo.6だけ難しめでしたが、そのほかは解きやすかったです。600点を目指す人でも、5問は正解しておきたいところでした。
変化球タイプの問題(質問に対して、ひねった返答をするもの)のキレは鋭かったです。イギリス人女性のナレーターがゆっくり読んでくれる人のほうが多かったので、聞きやすかったと思いました。後半になっても解きやすい問題が含まれていたので、最後まで諦めずに正解数を稼ごうとする姿勢が大事です。
パート3は素直な問題が多かったと思います。たとえ聞き逃してしまったとしても、ナレーターが読んでいた単語が含まれている選択肢を選べれば正解になる確率が高かったです。過去2回のものと比べると、今回のパート3は解きやすかった気がしますね。
こちらも素直なものが多かったです。ただしセリフの意図問題は難しめでした。ここで考えすぎずにペースを保てれば、安定した正解数が見込めるレベルだと思います。パート3,4では、とにかく先読みのペースを崩さずに解ききることが重要ですね。
代名詞の問題はとても簡単だったので落としてはいけないレベルです。品詞問題も解きやすいのが多かったですが、命令文の文頭に空欄があったり、動詞か名詞かで悩ませるような問題があったりして、若干トリッキーな感じでした。between A and Bや仮定法現在といった「昔のTOEICの定番」だったものが復活していて、長年TOEICを受け続けている方なら「お!」と思ったかもしれません。
今回のパート6は、文挿入問題が分かりやすかったことが大きいです。挿入する文そのものが短めだったのと、文脈的にも分かりやすかったので、易しめだと思いました。文法的にはas ~ asのところに副詞を入れさせる問題があったので、きちんと文構造が見えているかが問われていました。
一般的にはTOEICのパート7はNo.147 からスタートして、No.160でいったん区切れることが多いのですが、今回は区切れがNo.161でした。こういうときは全体的に難しい傾向があると勝手に思っていたのですが、今回はいたって普通だと感じました。シングルパッセージも複数パッセージも、クセの強い問題はなかったように思います。ただ、文挿入問題だけは根拠を見つけにくく、文脈依存だったので苦戦しました。難しかったです。正解しているといいのですが……。
以上、受験してみての感想でした。
僕の会場だった赤門会日本語学校は、1教室に10人も入らないくらいの小さな部屋だったので、リスニングの音はしっかり聞こえ、机も1人1つなので集中できました。
こうした会場の「運」も影響したりしますからね。
TOEICというのは、なかなか奥が深いテストなのです。
次回は3月21日
次回のTOEIC公開テストは2021年3月21日(日)です。
東京を会場にした人は、全員が当選しています(午前・午後どちらも申し込んだ人は、どちらかは当選して、どちらかは落選しています。そもそも午前か午後か、どちらか一方を選んでほしいとのことなので、どちらにも申し込むのは良くないです)。
僕は午後のほうで当選していますので、引き続き受験ができます。
スクールの生徒さんも、ほぼ全員が受験されますので、スコアアップを目指して1ヵ月頑張っていきたいと思います。
本日TOEICを受験された方、お疲れ様でした。
次回も頑張りましょう!